こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
先日、文部科学省の有識者会議で
『大学入学共通テストでの記述式の出題は行わず、
大学の個別入試で促す方向で一致した。』
と発表されました。
大学入学共通テストでは、記述をやりません。
やるなら大学個々でお願いします。
そういう結論になったというわけです。
『採点の正確性』や『公平性』が保てない
というのが主な理由のようですが、
そんなもの、議論する前から分かっていたはず。
それも見越した上での議論だった
ような気がするんですけどね。
大変だよ。色々と課題があるよ。
でも、頑張って導入しようよ。
そのためにどうすれば良いか議論しよう。
という流れだったはず。
結果、導入しないとなるのであれば、
何でセンター試験は廃止になったのか。
共通テストを見ても、『思考力・判断力を問う』
ということで始まったと思うんですが、
あそこまでの文章の長さ(国語に限らず)を見ると
思考力・判断力というよりは、単純に『読解力』や『処理能力』
だけがあれば良いという気もして・・・。
まだ始まったばかりなので、これから
ブラッシュアップされてより良いものに
なっていくとは思いますが。
こんな迷走ぶりを見せられると、
そのしわ寄せを受ける生徒たちが
心配でなりません。
どういう理由にしても、生徒たちを
振り回すようなことだけは
しないで欲しいですね・・・。
関連ページ;
<情報を試験教科に>
<最後のセンター試験・2>
<最後のセンター試験>