国語の宿題で出した漢字ドリルをチェックしようとしたら、
「あ、ドリルとこれ、間違えて持ってきちゃった…。」と。
何と間違えたかというと…地図帳。
色味は確かに似ているものの、なんで地図帳と間違えたのか。
聞いてみると、いつもは学校に置いて帰る地図帳を、
使う予定があって持ち帰ったんだそうです。
“使う予定!!?”とそれも気になり聞いてみると、
「青森県の岩木山の高さが変更になったってニュースで聞いたから直そうと思って…。」
と言うんです!!!
私はその時そのニュースを知らず、慌てて調べたのですが、
“国土地理院が3月10日、標高成果を改定して岩木山の標高が1624メートルになることを発表した。”
ですって。
ニュースを見て、自分の地図帳の表記を変えようって思って、わざわざ自宅に持ち帰る。
えらすぎる☆
大盛り上がりしていると、近くにいたちびっ子が「え?山が縮んだの?」って聞いてきました。
標高の決め方を、これまでの人手による水準測量から衛星測位に切り替えるため、
国土地理院が公表している全国1003山の山岳標高では79山が変わるそうです。
実際の変動は数センチから数十センチらしいですが、標高は1メートル単位で公表しているため四捨五入されるとのこと。
その生徒と一緒に教室の地図帳も修正しておきました。
そして、裏表紙に書かれた『編集者一覧』にその生徒の名前をこっそり連ねておきました(笑)