今回の担当は、
恩多町教室・教室長の中西です!
震災から10年が経ちました。
被災地の復興も進み住民の方々も実感をしているというデータを見た一方
まだ、故郷に入ることも出来ない方々もいらっしゃいます。
それでも地元を愛し地元の復興に尽力する若者がいることや
風化させてはならない。など報道されていました。
教室でも震災について考えたり話したりする
機会が減っているのも事実ではあります。
今日という日を大切にしたいと考え
前日の昨日は今日の授業で子供たちへどのような話をしていくのかを
講師と打ち合わせしました。
大学生の講師になると
当時は、まだ小学生・中学生という世代で
我々大人が感じていることとは少し違う意見もありました。
伝える側も子供たちも若くなっていくこと。
時の流れを感じながらも風化させてはいけないと
改めて感じる一日であります。
教室でもスタッフとともに黙とうをささげ
授業でも、今日という日がどういう日なのかを触れ話をしました。
「保育園だったから布団を巻き付けられたのは覚えてる・・・」
「たぶん小2だった。」
「先生は何してた?」
「え? もし地震きたら塾どうなるの? 休み??」
と気にする子もいました。
講師からは、
「もうあなたたちの記憶があんまりないってことはあなたより下の子は
知らない子の方が多くなるんだからね。ちゃんとお話しできるようにしないとけないよ。」 など話すと
「そっか~ そうだよねー。」 と
真剣に聞いてくれました。
3.11というキーワードで授業よりも大切なお話をした1日でした!
教室としては、年間で教室に対してもらったお手紙やご意見、ご要望の件数に応じ
売上の一部を被災者の子どもたちへ届く募金に協力しております。
大きなことはできませんが、10年間続けております。
大人として大切な事を伝えていく責務があるという想いは変わらないので、
これからも子どもたちへ伝えていくこと大切にしたいです。
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