こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
以前こちらでもご紹介しました
スーパーコンピュータの『富岳』。
理化学研究所が富士通と共同開発した
ものですが。(参照:スーパーコンピュータ 富岳)
なんと4期連続で4冠を達成したそうです。
ランキングは半年ごとに発表されるそうですが、
富岳が首位となったのは
〇高速計算できる総合的な性能
〇物理現象をシミュレーションする際の処理性能
〇人工知能(AI)の開発でよく使う計算
〇ビッグデータの解析性能
の計4部門だということ。
以前、富岳についてお伝えしたのが2020年6月。
日本としては8年半ぶりの1位、しかも
4部門での1位は世界初ということでしたが。
そこから、今年まで4部門での1位をキープ
しているわけですね。
富岳は1秒当たり約44.2京回の
計算速度を誇るそうです。
もう数が大き過ぎて想像すら
できないレベルですが(笑)、
とにかく凄いんだ!ということは
伝わると思います。
ただし。日進月歩の世の中ですから、
次から次へと性能を上回るものが出てきます。
特にスーパーコンピュータの世界は進化が早いようで、
アメリカの『オークリッジ国立研究所』という所が
開発したスーパーコンピュータはなんと、
1秒に100京回の計算が可能なんだとか。
上記のスーパーコンピュータは
22年には運用を開始するようですので、
富岳は2020年に1位になったのもつかの間、
わずか2年弱で1位の座を奪われてしまうんですね。
私が開発したわけでもないのに、やはり
1位から陥落してしまうとなると
何か寂しくなりますね・・・。
次の手はあるのか。
日本の研究者たちに期待したい所です。