こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
今日は、クリスマスイブ。
世の中は、色々と盛り上がっているんでしょうか?
普段と変わらない一日を過ごしている私としては、
「クリスマスで盛り上がる」というのは、別の世界?のことのように思います(笑)。
ネットを見ると。
クリスマスを一人で過ごすことを「クリぼっち」と言うらしいですが、
20代男性の3割は、クリスマスでも普段通りに1人で過ごす。
と書いてありました。
うん、私と同じように「変わらぬ日常」を過ごしている人は
多いようですね(笑)。
「クリスマスプレゼントはもらったの?」
教室に通っている生徒たちに聞いてみました。
小・中学生の子どもたちにとっては大きなイベントですからね。
そりゃあ、色々と親におねだりしているはずです。
「CDラジカセ買ってもらいました!」
なんでも、それでゲーム音楽を聴くんだとか。
「まだもらってないけど、ゲーム買ってもらうつもり!」
好きなゲームがあるんですって。それを楽しみにしているようです。
「僕は、お金をもらいます」
モノではなく、お金で。なんとも夢がないというか、現実的というか・・・。
そんな中、ある生徒(Oくん)の答えにビックリしました。
「チョークの粉と、それを入れる袋をお願いしました」
ん??
チョーク? それを入れる袋?
彼は、クライミングをやっています。
(話はズレますが。クライミングをやっている一方で、学校では将棋部に所属しています。
そして電車好き。多方面に興味・関心を持っている生徒です!)
東京オリンピックの正式種目にもなりましたし、
最近メディアで取り上げられることも多いので、
ご存知の方もいると思いますが。
簡単に言うと、最低限の道具(シューズとチョーク)で岩や石を登るスポーツです。
体操の選手とかも競技前に手につけていますが、チョークの粉は滑り止めに使うらしいんです。
以下、私とのやり取りです。
私「ゲームとか、興味ないの?」
Oくん「ゲームって、やっても意味ないじゃないですか」
私「まあ、極論すればそうだね。無駄とも言えるね」
O「だから欲しいと思わないんですよ」
私「他に欲しいものは?」
O「特にないんで、親にも負担かけたくないから、プレゼントいらないよって言ったんです」
私「えー!?」
O「それでも何かないの?って言われたから、だったらクライミングで使う道具が欲しいと思って」
私「それで、チョークの粉か」
「プレゼントもっと欲しい!」って言うなら分かりますけど。
「親に負担かけたくないからいらないよ」なんて、なかなか言えるものじゃないですよね。
少なくとも、私が彼と同年代の時には絶対言えなかった言葉だと思います(笑)。
まあ、「ゲームが意味ない」と言われると、確かにそうだなと思う反面、
もっと子どもらしくあっても良いんじゃないかな?とも思うんですが・・・(笑)。
親想いでもあり、周りに気配り出来るOくん。
そんな生徒に触れ、少しほっこりした私でした。