こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
ここでも何度か触れてきました大学入試改革。
(参照:2020年大学入試改革、大学入試共通テスト方針案)
何が変わるのか分かりづらいとの声をいただき、
文部科学省が公表した案をまとめてみました。
ご覧下さい。
〇何が変わるか?
⇒大学入試センター試験が、大学入試共通テスト(仮称)に変わります。
〇どう変わるか?
⇒マークシート形式だった試験が、英語では民間の試験を使い、
国語・数学では「記述式」を導入します。
〇英語の民間試験とは?
⇒今までは「読む」「聞く」という力しかはかれなかったが、
「話す」「書く」力をはかるために民間の資格・検定試験を
使うことになりました。
その上で、
「共通テストで英語の試験をしない」
「2023年度まで共通テストの英語の試験を残す」
という二案が示されています。
・英語の力をはかるTOEIC
・留学したい人におなじみのTOEFL
などを、大学入試センターが認定していく。
これらを高3の生徒は、4~12月に2回まで受けることができ、
よい方の成績を使われることになります。
〇国語・数学は?
⇒マークシート式が完全になくなるわけではありません。
マークシート式の他に、それぞれ3問ずつ
記述式が加わります。
国語では、80~120字で書かせるもの、
数学では、数式や考え方を書くものがあります。
〇さらに変わる?
⇒現在の小5が受ける24年度から、
地理歴史・公民、理科などでも記述式を
導入する方向で検討が進んでいます。
<参考文献>朝日進学情報「大学入試改革」2017年(平成29年)6月号 埼、2面
今月末には、より詳しい案が公表されることに
なっています。
その際に、またここで取り上げていきたいと思います。