ある病院の「トイレットペーパーを三角折りにしないで下さい」という張り紙が、ネットで話題になっているそうです。
それを聞いて「なんで?」と「なるほど!」の感情が同時にわきました。
トイレットペーパーの三角折りは女性ならばやったことある人もいるのではないでしょうか。
ただ、言われてみると確かにそうですね。
次の人への気遣いとはいえ、手を洗う前に折るわけですから…。
便中や尿中の細菌などの微生物が付着し、細菌感染する可能性が高くなるとのことです。
このニュースを聞いて、少しだけ寂しく思いました。
次の人への気遣いを形にした日本人ならではのものだと思うからです。
私はどちらかといえば優しさを感じていましたが、
人によっては「汚い」と感じて三角部分をちぎってから使うんだそうです…。驚きました。
同様に…図書館の本はいろいろな人が触るから不衛生で、
読んだ後は手を洗うというのも聞いたことがあります。
図書館によっては本の洗浄を行う機械を設置しているところもあるんだとか。
安心・安全を重視する社会に変わる中で、
『お・も・て・な・し』も変えていく必要があるのかもしれないですね。