こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
以前ここでお伝えした、夏休みが短くなる
町の話。皆さんは覚えていますでしょうか?(参照:夏休みが10日!?)
静岡県は吉田町の小中学校。
そこが来年度から、夏休みをお盆前後の
16日間に短縮することで決定したようです。
以前お伝えした10日間ということはなくなったようですね。
10日間は、さすがに夏休みと言えないと思いますが。
16日間は、どうなんでしょう??
そもそもこの町、08年度までは全国でも
標準的な39日間が夏休みの期間だったそうです。
そこから徐々に減っていっていき、
来年度から16日間にということになったと。
何故、そんなことをする必要があったのか。
一番の大きな要因は、『授業時間数の確保』。
2020年に実施される指導要領に合わせて、
夏休みを短縮することで時間数の確保しようという流れ
なんですね。
新指導要領では、
小学校中学年で「外国語活動」を、高学年で「英語」が導入されます。
今でも限られた時間の中で授業をしていると思いますが、
そこに英語が加わるわけですから。
確かに、時間の確保は悩ましい問題だったと想像できます。
ただ、やはりまだ問題はあるようです。
部活動の大会などが7~8月に集中しますよね。
それに参加したら欠席扱いにするのかどうなのか。
また、学校の先生方も大変で、
従来、夏休み中にあった研修や研究集会への参加などが
出来なくなるということも出て来るようです。
仮にこの夏休みの短縮が成功?すると、
全国的にこの流れが広がっていく可能性もありますよね。
「対岸の火事」ではない、このお話し。
やはりこれからも注目していきたいですね。