この時期、中学二年生は職業体験をします。
学校近隣のお店で品出しをしたり、幼稚園や保育園で子どもたちと遊んだりします。
希望を出してもなかなか思う通りに叶わないようですが、
それでも2日間、社会貢献しながら働くことについて学んできます。
近所の保育園でも朝から門の前でもじもじしている中学生をみかけました。
入ってしまえばそれなりに忙しく一日を過ごすのでしょうが、
入るのには勇気がいる様子でした(笑)
先ほど、教室の前を幼稚園での職業体験を終えた生徒が通りかかりました。
窓を開けて声をかけると…
「両手、両足に2人ずつ、前からも後ろからも抱き着かれて『おにいちゃ~ん』ってさ。
ちょーかわいかったよ。」
と話してくれました。
すかさず「将来の夢は?」と聞いてみましたが、
「幼稚園の先生!とは言わないよ。かわいいけど疲れたもん。」と(笑)
中学生くらいってちょうど将来の夢を口に出さなくなる年ごろです。
小さいときにはみんなそれぞれの夢を語ることができたのに、
恥じらいや自分の成績を気にして公言することを嫌がります。
と同時に、子どもたちにいいなぁと夢を見させてあげられる大人も減ったのかな…。
ブラックバイト、長時間労働、過労死…などなど。
子どもたちに明るい未来を見せてあげられるように、大人は精一杯楽しんで生きなければいけませんね。