こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
先週から今週にかけて、各高校では中間テストが
行われています。
教室に通う高1のHくんも、まさにテスト真っ只中。
今回、数学の内容が分からないということで、
テスト対策の授業を行ったのですが。
授業をしてみてビックリ。
まず、基礎・基本が分かっていません。
計算するのに九九を覚えていないとダメなように、
高校の数学も問題を解くにあたって
知らないといけないことがいくつかあります。
それも、全くと言っていいほど覚えていないのです。
正直、「これはマズイな」と思った私ですが、
更に授業を進めていくと・・・。
説明すればしただけ。
演習すればするほど。
どんどん吸収して、理解していきます。
分からないものが分かるようになり、
自分一人でもできるようになっていくのです。
これには、またまたビックリ!してしまいました。
Hくんに学校の授業のことを聞いてみると。
どうやら授業の進みが早く、しかも自分から
質問することが出来ないので、分からないものが
分からないままになってしまったとのこと。
また、学校の先生が使う言葉が専門的過ぎるのでしょうか?
理解するのが難しい(時間がかかってしまう)という
のが、事の真相でした。
つまり能力がないのではなく、伝え方に問題が
あった、と。
普段から授業では、
〇内容をかみ砕く
〇理解し易い言葉に置き換える
ということを意識しています。
今回のHくんの授業でもそれを心掛けました。
学校の授業を受けて分からないものが出ている
わけですから、学校と同じように進めたのでは
何も解決しません。
難しい言葉も、分かりづらい内容も全て
理解し易いものに置き換えることが必要ですね。
いわば、理解出来ない外国の言葉を日本語に
『翻訳する』ようなものです。
授業が終わり、お母様に授業報告をすると。
『本人、「分かった!」と言って嬉しそうに帰ってきました。』
という言葉をいただきました。
うん、この言葉が何よりです!
今日、その数学のテストが行われています。
結果を楽しみに待ちたいと思います。