こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
今週から、大学入試共通テストのプレテストが
各高校で実施されています。
このプレテストは、問題・採点基準・採点体制・採点期間
などの検証を行うため、今月の13日~24日内で行うものです。
実施規模としては、全国におよそ5000校ある高校のうちの4割、
1900校が参加予定とのこと。
対象は高校2年生以上で、延べ19万人もの生徒たちが
参加するようです。
今の高校2年生以上の生徒たちには直接関係の
ないことかもしれませんが、実施する側としては
有意義なものになるはずです。
問題はこれで良いのか。記述の採点方法、そして基準は。
今年と来年とで試行調査を行い、
改善点を洗い出していく、と。
実際、『採点が間に合うのか』や『受験生がどの程度
自己採点できるか』が課題となっているようですから、
それを検証できるのは大きい。
また、来年は実際に試験会場となる大学を
実施会場にする予定だそうですから、
より本番に近い形でのシミュレーションが
行えますね。
今回行われたプレテストでは、
〇国語(試験時間100分)と数学1・A(同70分)で記述式3問出題
〇試験時間はセンター試験より10~20分長く設定
〇マーク式で複数の正答を全て選ばせる問題も出た
〇「解答なし」が正答となる問題も!!
といった従来にない問題が出されたようです。
問題や正答は、12月に公表されます。
その時に、またここで紹介していきたいと思います。
関連ページ
<2020年大学入試改革>
<大学入試共通テスト方針案>
<大学入試改革 現在までのまとめ>