教室では一人一人に合ったプランを作成して授業を進めていきますが、
学校が予想に反して単元を変更してきたりするので、
毎回の授業で学校進度の確認をしています。
それはテスト対策を計画するのに必要な情報をしてヒアリングしているのですが、
小学生の授業ではその日の給食が何だったのか聞いたりします。
献立名が伝えられない子は、どんな食材がどのように調理されていたものなのかを聞きます。
味の感想や、おかわり状況まで教えてくれ、小学生って本当にかわいいなぁと思う瞬間でもあります。
中学生くらいになると「ふつー。」なんて一言で片づけられることもあるので…。
今日は、とある小学校の給食運営協議会というものに参加する機会がありました。
異物混入や食中毒を防ぐための日々の取り組みだったり、
市で決められている一日の平均摂取カロリーや予算を加味した献立について知ることができました。
物語に登場する料理や郷土料理、世界の料理が出ることもあるそうです。
和食のメニューに合わない牛乳を出し続ける理由についても教えていただきました。
結局、牛乳に代わる栄養素を予算内で補うことが困難なのだそうです。
いろいろな事情がある中で、安心で安全な給食を提供し続けることの大変さを知ることができました。
子どもたちの感想で「今日はおいしくなかった。」ということもあるのですが、
これからは「そういうときは『お口に合わなかった。』と言うんだよ。」と教えてあげようと思いました。