学園町の近隣小学校の組体操が今年からなくなったという話は聞いていましたが、
それに代わるものが『ソーラン節』でした。
そして、先日、近隣の中学校の運動会にお邪魔してみると、同じく『ソーラン節』がやっていました。
見学している人の会話で「うちの子は小4でやったわよ。」という声が聞こえました。
『ソーラン節』って運動会の定番なのかしら?
と、ふと気になり、調べてみました。
よく運動会で扱われているソーラン節は本当は『南中ソーラン』っていうそうです。
北海道の民謡であるソーラン節を伊藤多喜雄という民謡歌手がアップテンポにアレンジしたものみたいです。
北海道の稚内市立稚内南中学校の教員と生徒が考案した事が名前の由来で、
アレンジされ派生したパターンも含め、国内の学校の運動会や体育祭等で広く踊られる事で知られています。
漁師の魚を捕る動作が入っているのが特徴です。
平成5年に出場した第10回民謡民舞大賞全国大会でグランプリを受賞したことでTVのドキュメンタリー番組や新聞で報道され、
平成11年にはTVドラマ「3年B組金八先生」の中で生徒たちが文化祭でソーラン節を発表するという内容が放送されました。
そのような報道やテレビ放送により全国的に広まり、
多くの学校や団体でソーラン節が踊られるようになったというわけですね。
小学生も頑張っていましたが、見学させてもらった中学校では
三年間踊り続けるそうで徐々に仕上がっていくのでしょうね。
とても迫力があり見ごたえ十分でした。