こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
今日、授業をしていた時のこと。
生徒から
「市と町ってどう違うの?」
と質問を受けました。
「人口規模の違いだよ」
と答えてはみたものの・・・、
答えた私自身が納得いっていません(笑)。
そこで、授業後に調べてみました!
結論から言うと、市と町は人口の違いが
区別する大きな要因であるようです。
ということは、私の答えは間違って
いなかったわけですね。
ただ、ちょっと説明不足・・・(笑)。
もう少し詳しくお伝えすると、
市になるためには、
〇人口が5万人を超えていること
〇市街地(街の中心)の戸数が全体の戸数の6割以上であること
などが条件に挙げられます。
もちろん、他にも細々とした条件はありますが、
分かり易く言うと上記の条件を満たす必要があるようです。
2018年現在、日本には814の市がありますが、
100万人規模の巨大な市もあれば、
1万人にも満たない市もあります。
「ん?5万人を超えてないとダメなんじゃないの?」
と思いましたか?
実は、『町と町』や『町と村』などが合併した際は
3万人を超えていれば市になるようですし、
人口が減ったからといって市から
町や村に変更することはないようですので、
最初から5万人いなくても、また人口が減って
1万人を下回っても市であることに変わりはありません。
一方。
町になるには各都道府県の条例で
定める条件を満たしている必要があります。
もちろん各都道府県共通ではないですが、
人口8千人以上が一つの基準となるとのこと。
大きさだけで言えば、市よりも大きい町なんて
いっぱいあると思いますし、それこそ
奈良県にある十津川村は琵琶湖や東京23区よりも
広い面積を持っていますから、広さ・面積だけでは
市・町(村)の区分は出来ないですね。
どうでしょう、市と町の違い分かりましたか?
余談ですが。
上に挙げた東京23区は、琵琶湖よりも小さいんですよ!
十津川村よりも小さく、琵琶湖よりも小さい東京23区。
ちょっとビックリじゃありません?
関連ページ;
<日本で一番小さい市は?>