と言ってもいいかもしれない『もものかんづめ』。
あまり本を読むことがなかった私が、友達から借りて読んだ本です。
笑いをこらえるのに必死になって読んだ記憶が鮮明です。
さくらももこさんの訃報を耳にし、衝撃を受けました。
学生時代に読んでいた『りぼん』に掲載されていた『ちびまる子ちゃん』が大好きで、
テレビで放送されることが決まった時には喜びました。
毎週日曜日は家族そろって観ていました。
私の父の名も『ヒロシ』で、父とは到底似つかないまるちゃんの父『ヒロシ』が我が家のツボでした(笑)
もちろん単行本も持っていましたよ。
そして高校の時の親友に借りたのが冒頭紹介した『もものかんづめ』でした。
本当に面白すぎて…おなかがよじれるのではと思うほど笑いました。
電車通学だったので、周囲にバレないようにこらえましたが、もう無理だと家で読みました。
それくらい衝撃が大きかった作品。
その後も『さるのこしかけ』、『たいのおかしら』など読みました。
それまで観ていたアニメちびまる子ちゃんのキャラクターが、
これらのエッセー集の中では少し違って描写されていてそれもまた面白かったです。
ミリオンセラーになった『おどるぽんぽこりん』や『走れ正直者』などの主題歌やエンディングも
さくらももこさんが作詞をされていたことは、今朝のニュースで知り驚きました。
最近だと桑田佳祐さんの歌った『100万年の幸せ!!』もそうなんですね。びっくりです。
今日は帰ったら『もものかんづめ』を読もうと決めました。
私の大好きな話は鈴虫算。
ネタばれするので敢えて紹介しませんが、ぜひ読んでみて下さい。
さくらももこさん、私の学生時代にたくさんの笑いを提供してくれてありがとうございます。
ご冥福をお祈り申し上げます。