こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
先日小学生の授業をしていた時のことです。
国語の授業で新出漢字の練習を一緒にしていたら、
部首が『さんずい』の漢字が出てきたので、
「さんずいがついている漢字は、水に関係ある
ものなんだよ」
という話をしました。
実際、さんずいは「水」の流れが変化して部首に
なったものです。
ですから、水に関係するというのも理解できますね。
ただ、その話をしている時に生徒からこんな質問が出ました。
「漢字の『漢』は、水に関係しているように思えないけど?」
確かに・・・。
恥ずかしながら、その場ですぐには答えられなかったので
調べてみました。
漢という字は、元々大昔の中国の川の名前
だったんだとか。
ですから、漢にさんずいがついているのは
川に関係があるからということのようです。
その話から、一見すると水に関係ないように
見える漢字を一緒に考えてみました。
『決』・『法』・『演』などなど。
こう考えると、結構あるんですよね。
小学生に限らず、子どもたちは時に
こちらがビックリするような質問をしてきます。
今回の質問はまさにそれですが(笑)、
『教えながら教わっている』
日々授業をしていると、本当にそう思います。