こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
昨日もお伝えしました通り、(参照:喜びの表現方法)
都立高校入試は全員合格という形で幕を閉じました。
嬉しいという気持ちはもちろんありますが、
それよりもやはりホッと一息(一安心)
というのが正直な感想です。
今回、どの生徒も充分に力がついて
いたので大丈夫だろうと思っていたんです。
ところが実際に入試を終え、自己採点を
してみると・・・。
ちょっとどうなるか分からないぞ
という生徒(Oくん)が出てきてしまったのです。
点数としては、合格率60%の基準を
超えています。
ただ、80%までは届かない。
また、例年よりも平均点が上がるのでは
ないかという情報もあったりして。
そもそもOくんが受験した高校は
倍率も高かったので、正直私の中では
半々、いやもしかすると・・・と思っていたんです。
さて、合格発表当日です。
〇発表はお母様と一緒に行く。
〇お母様は、すぐに連絡をくださる方。
〇本人には「とにかく連絡を入れなさい」と言ってあった。
にもかかわらず。
午前中から教室に来ていましたが、
電話は鳴りません。
教室を訪ねて来ることもない。
正直、『不合格』を覚悟しました。
「いや、点数は足りてるんだし。」
と思っても、
「でも倍率高いし、平均点も上がるかもしれないからな・・・」
気持ちが揺れ動きます。
ドキドキ、ハラハラが止まりません。
待てど暮らせど、報告がない。
もうダメだったんだな。
そう思い、本人にどう声掛けしようかと
考え始めた矢先・・・。
Oくんが、グーと親指を立てて教室に入って
来たのです!
Oくん「受かりました」
私「本当か!?」
Oくん「本当ですよ」
私「何で、連絡しなかったの?」
Oくん「いや、直接伝えたいと思って」
私「いや、連絡してって言ってたじゃん」
Oくん「そうでしたっけ?」
私「もうダメだと覚悟してたよ」
Oくん「いや、僕は受かると思ってましたよ」
・・・。
まったく、人の気も知らないで!(笑)
心配して、ドキドキして。
その時間を返して欲しいですよ(笑)。
今だから笑って話せますけど、当日は
本当に生きた心地がしませんでした。
しばらく、あんな気持ちは味わいたく
ないですね(笑)。