小学生の国語の授業では漢字ノートを用意してもらっています。
新出漢字が出てきたら、読み方はもちろん、部首・書き順・画数を調べてもらいます。
初めて書くその瞬間が、一番大切に書き順を確認すると思うので、じっくり確認してもらいます。
一度癖がつくと、もう直すことが大変なので、最初が肝心ですね。
自分の名前の漢字ですら、書き順が違う子がいます…。
正しい書き順で書くと、きれいな形に書けるはずなんです。
新出漢字を使った語句を調べてもらったり、その漢字を使った例文を考えてもらったりと、
学校の宿題とかぶる部分もあるかと思いますが、とても大切な取り組みとしてとらえ宿題に出しています。
学校よりも先に漢字が終わり、12月頃には全ての漢字を習い終え、そのあとはひたすらに漢字テストを繰り返します。
これまで見てきて感じることとして…
小3まではなんとか整理して覚えきれるのですが、
小4くらいになると覚える漢字が増えると、忘れる漢字も出てくるということ。
そうするとどうなるか。
音の同じ漢字を充てて書くようになります。
空欄にするよりはいいという教えもありますが、
漢字そのものがもつ意味を理解していないのかなぁと思います。
本当によくある間違いに【成績】という漢字を【成積】と書くことがあります。
本当に多いんです、このミス。
目標に「成積を上げたい!」と書いてくれる子、いるのですが…残念に思います。
漢字自体の意味を知っていればそんなミスもなくなりますね。
績⇒仕事や勉強の結果・成果
積⇒広さ、大きさ
この違いを理解していれば、きっと防げる漢字間違いです。
春休み余裕があるときに、漢字辞書と向き合ってみてはいかがですか??