こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
先日、こんなニュースを目にしました。
『公立小学校教員の採用試験倍率過去最低』
(参照:公立小学校の教員採用試験、競争率は2.8倍 過去最低:2019.12.23 朝日デジタル 記事参照)
昨年度の採用試験の倍率が、全国で2.8倍
となり、1991年と並んで過去最低だったとのこと。
2.8倍と言えば、そこそこの倍率ですからね、
低いとは思えない方もいるかもしれませんが。
組織で人材の『質』を維持(確保)するのには、
最低でも倍率3倍は必要なんだそうです。
〇大量の退職者が出ることで採用数を増やしていること
〇また一部で、長時間労働などのブラック職場と捉えられ、敬遠されがちなこと
が、倍率が低い理由のようですが。
小学校の先生も含む公務員は、人気の職種です。
それこそ、以前は倍率が5倍・10倍が当たり前でした。
当然全国平均の値ですから、地域差はあるようですが、
全体的に倍率が下がってきているのは事実。
試験を受ける側の立場になれば、
倍率が低ければ低いほど歓迎すべき状況ですけどね。
採用する側から見れば当然、より質の高い(教員に向いていると思われる)
方を採用したいというのが本音でしょうから。
なかなか難しい問題ですね。
今後も受験者が爆発的に増えるとは
思えません。
もし、質を保てないとしたら・・・。
子どもたちへの影響が心配されます。
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