こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
先日ここでもお伝えしましたが、気象庁は
新しい統計期間での『平年値』を公表、
今日より使用開始となりました。(参照:平年並みが出やすくなる?)
平年値(へいねんち)とは、気温や
降水量の平均的な値のこと。
10年ごとに更新されていて、
今回は2011年以来の変更となります。
あるサイトでは、今までの新旧の平年値を
いくつかの項目で比較していました。
例えば、猛暑日。
猛暑日とは気温が35度以上になる日のことですが、
その日数を比べると2倍近くになっている地域もあるんだとか。
逆に、冬日(真冬日)はというと。
都市部での冬に冷え込みは弱まる傾向にあるようです。
近年は、気温だけでなく雨(降水量)も
随分と問題になっていますよね。
これも気温上昇が関係していると思いますが、
やはり比較してみると、大雨災害の発生確率が随分と
上がっているという結果が出ています。
年間の平均気温が1度上がるだけで
各所に様々な影響を与えると言われています。
近年の傾向を考えると、『平年値』だからと言って
安心できる値ではなく、命に危険を及ぼす
数値となるかもしれません。
今までの常識が常識でなくなることも
出て来るかもしれませんので、
夏の熱中症対策や自然災害に備えることなど、
普段から準備・対策を怠らないようにしないといけませんね。