こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
本日7月28日は『土用の丑の日(どようのうしのひ)』です。
一度は聞いたことがあると思いますが、
意外と本来の意味を知らないという
人も多いのではないでしょうか。
土用の丑の日に鰻(うなぎ)を食べると
夏バテ予防に効果的と言われています。
土用とは、二十四節気のうちの
『立春』『立夏』『立秋』『立冬』
の前18日間(年によっては19日間)を指します。
土用は夏だけのことではなく、
年に4回訪れるんですね。
夏の土用。今年は7月19日から8月6日までになります。
また、丑の日の『丑』は
十二支の丑(うし)を指します。
干支は方角や年だけではなく
月日を数えるのにも使われてきました。
干支は1年という単位で用いることもあれば
1日という単位でも用いられます。
18日間の土用の期間中に、子の日、丑の日、寅の日、、、と
当てていくと丑の日が1~2回発生します。(今年は1回)
それが『土用の丑の日』です。
では、何故その日に鰻を食べると良いのでしょうか。
結論から言うと、最初のキッカケは『思いつき』です(笑)。
江戸時代に蘭学者の平賀源内(ひらがげんない)の提案で
夏の売上げが少なかったうなぎ屋さんに
《本日 土用丑の日》
という看板を出させたところ大繁盛しました。
それがキッカケとなり、その後他のうなぎ屋も
真似してうなぎを出すようになった。
それが広まっていき、気付いたらうなぎを食べるという
習慣が定着したというわけ。(諸説あります)
何がキッカケとなってブームが起きるのか
分からないものですね。
皆さんもうなぎを食べて疲労回復に努め、
本格化する夏に備えてみてはいかがでしょう。