こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
先日、こんなニュースを目にしました。
『北極圏で気温38度、過去最高と認定』
ロシアの東にある『サハ共和国』という所で
昨年6月に観測された38度が北極圏の
観測史上最高気温と正式に認定されたそうなんです。
北極圏と言えば、年間の平均気温が0度にも満たない
-6度以下という氷点下(マイナス)の世界。
そんな所で38度を記録したのですから、
異常気象と言わざるを得ないですよね。
その異常気象は『地球温暖化』によってもたらされたもの。
実際、この温暖化によって様々な影響が出ています。
最も代表的なのが『海氷の融解(ゆうかい)』です。
この30年間で、100万㎢に相当する
面積の海氷が融けてしまったそうです。
100万㎢と言われてもピンとこないかも
しれませんが、日本の国土が約37万8000㎢ですので、
なんとその3倍近くにもなります。
現在、アラスカやグリーンランドで
大規模な森林火災が頻発しています。
これも、原因は温暖化による気温の上昇。
大規模な森林火災は、膨大な二酸化炭素を
発生させてしまうので、さらに温暖化促進の原因
となってしまう『負のループ』と言われているそうです。
また、ロシアには永久凍土があり、その中には
人類がまだ知らない未知のウイルスが
眠っているとも言われています。
これが融けだしたとしたら・・・。
もう待ったなしの状況です。
子どもたちの未来を守るためにも、
一人ひとりがやれることをやる、
出来ることをやっていかなければ
なりませんね。