こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
先日ここでも触れた通り、都立高一般入試の
応募状況が発表されました。(参照:令和3年度 都立一般入試情報<出願状況>)
当然、生徒たちも自分が受験する高校の
倍率が気になります。
全体の平均倍率としては過去最低と
なりましたが、もちろん各学校を見ていくと
倍率の高い学校、低い学校と出てくるわけです。
教室に通うKちゃんは、自分の志望校の
倍率が高いのを見て、私に質問してきました。
「倍率1.5倍って高いですか・・・?」
とにかく不安に思っているのが見て取れます。
受験勉強は順調に進んでいて、模試の結果も
ついてきている。
でも、倍率を見た途端不安になってしまったわけです。
倍率が高いから不合格になってしまう。
倍率が低いから合格が確約された。
当たり前ですけど、そんなこと決まって
ないですよね。
でも、数字(数値)ってやっぱり強くて。
いくら順調に来て、自信を持っていたとしても
1.5倍という数字を見せられるとそれだけで
自信が揺らいでしまうわけです。
確かに、1.5倍という倍率は決して低くはない数値です。
でも、頑張って欲しいという私の気持ちは当然ありますが、
そんな私の気持ちや主観だけでなく、客観的に見ても
Kちゃんは合格できるレベルにありますので、
「心配ない。大丈夫だよ。」
と声掛けしました。
よく、受験が近づいてくると
「あとは気持ちだよ。自信持っていこう!」
なんて話になることがあります。
自信(気持ち)を強く持てば大丈夫。
一見すると、精神論?にも聞こえがちですが。
これ、精神論でも何でもなく『真理』だと思うんですね。
どれだけ知識があっても、入念な準備をしたとしても、
それを発揮できなければ意味がありません。
今までやってきたことを信じて、気持ちを強く持っていられる。
そんな生徒が入試本番で実力を発揮できるのだと思います。
自信を持つというのは、大丈夫だと高を括る
甘く見るってことではなくて。
適度な緊張感がありながらも(パフォーマンスを高めてくれるのでこれは必要!)
過度に心配することなく、良い精神状態で臨める。
自信を持つ=平静でいられる
ってことなんだと思います。
中西室長も言っていた通り(参照:タイガーウッズのお話!)
マイナスな空気・言葉からは何も生まれてきません。
前向きに、気持ちを強く持つ。
それが大事です。