こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
先日、死期を迎えた巨大な恒星が
超新星爆発を起こしたというニュースを
目にしました。
爆発を起こしたのは、地球から
約1億2000万光年離れた星です。
それを初めてリアルタイムで観測した
というんですから凄いですよね。
ちなみに。
超新星爆発とは、星が最期を迎えて
爆発する現象のこと。
で、思い出しました。
そういえばベテルギウスもそろそろ
爆発するんじゃなかったっけ?と。
ベテルギウスは、オリオン座にある恒星。
それが急激な収縮や変形、減光(光が弱くなる)などを
していることが観測され、超新星爆発が
いつ起きてもおかしくない状態である
と分かったのが2020年。
収縮や減光は、星が『死にかけている』ことの兆候。
ですから、いずれ崩壊して巨大な超新星爆発を
起こすだろうと言われていたのです。
爆発を起こせば、距離が近いこともあって
※およそ数百光年しか離れていません
昼間でも肉眼で確認できる光が、
何カ月にも渡って空を輝かせる!
・・・という話だったんですが。
どうやら最近の研究ではこの星は
まだまだ爆発しないということが
分かってきたというのです。
減光していると思っていたものは
実は、単に塵の雲に覆われていただけ
だったということが判明。
塵って・・・。
数億光年離れた星を観測出来るのに、
数百光年しか離れていない星を
正確に観測することは出来ていなかったんですね。
爆発したら『月と同じくらいの明るさ』の
光を放つと言われていました。
それが昼夜関係なく数か月に渡って
見れるというので、実は私
楽しみにしていたんですけど。
東大の研究チームからは、
「まだ爆発の兆候はない。早くて10万年後」
なんて発表がされちゃってますから、
どうやら生きている間に見ることは
出来ないようですね。
ざ~んねん。