こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
今週の水曜辺りから大規模な『太陽フレア』が
観測されているのをご存じですか?
これにより、通信障害を引き起こす『磁気嵐』が
発生するのでは?と警戒が広がっています⤵
最大規模の太陽フレア(産経新聞 5/10(金) 13:02配信)
そもそも太陽フレアとは何か。
太陽には活動の周期があります。
活動が活発になる時と穏やかな時とあるわけですね。
で、その活動が活発になると太陽の表面で
巨大な爆発現象が起きます。
それが太陽フレアと呼ばれるもの。
太陽フレアにより、陽子などの電気を帯びた粒子が
大量に放出されていて地球に到達するかもしれません。
そうなると、地球磁気圏が攪乱されます。
これが磁気嵐。
磁気嵐が発生すると、イオンや電子の分布が変動してしまいます。
中2の理科でも習いますが、磁気に変動が起きると
そこに電流が発生しますね。これが誘導電流。
誘導電流のために送電線などに障害を生ずることもあるというわけ。
誘導電流による障害だけでなく、通信衛星による人工衛星やGPSの位置情報、
無線通信などに影響が出る恐れがありますし、
家庭で使っている電化製品にも影響が出るとされています。
先に挙げた誘導電流によって、電源に繋いでいる機器は
電線を伝わって大規模な電流が流れてくる『過電流』の影響を受ける、と。
実際過去には、海外で停電やレーダー障害などが
確認されているそうです。
健康への影響・被害というのはあまり考えられませんが、
いずれにしても注意が必要ですね。
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