こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

英語の文法を学ぶと
・どの品詞の前にどれを置くか
・この品詞があるから、これは後ろに置かないと
などなど、ついパズルのように考えてしまう生徒がいます。
もちろんルールを知ることも大切ですが、
英語を本当に使える力にするには
ルールだけでは十分ではありません。
教室では品詞を重要視しています。
とにかく英語の時間になると、そこかしこで
「形容詞って何だっけ?」
「副詞ってどんな働きをするの?」
といった説明・質問が聞こえてきます。
実はこの2つの働きをしっかりつかむことが、
英語を『感覚で理解できるようになる』第一歩なんです。
形容詞は『名詞を説明(修飾)する言葉』。
たとえば a big dog と言えば、
犬だけでなく、『どんな犬か』を伝えています。
副詞は『動詞・形容詞・副詞(名詞以外)を説明する言葉』。
つまり、『どう・どれくらい・いつ・どこで』を教えてくれるんですね。
He runs fast. と言えば、
走るだけでなく『速く走る』という動きを描いています。
この2つを理解することで文章がただの文字の羅列ではなく、
情景や動きのあるイメージとしてつかめるようになります。
この感覚をつかむと、英文を読むときにも
「なぜこの言葉がここにあるのか」「文全体が何を伝えているのか」
が見えてくるんです。
文法はあくまで言葉を正しく伝えるための土台。
ルールだけを追いかけると疲れてしまいますが、
言葉として楽しみながら学べば、
英文を読む・書く・話す力がぐんと伸びていきます。
英語が苦手という人は、品詞を意識してみて下さい。
品詞を理解出来れば、今までとは違った感覚で
英語に触れられるはずです!
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