こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

授業をしていると、先生の説明は理解したのに
自分で説明するとなると言葉が出てこない
なんてことがよくあります。
『分かる』と『出来る』は違うという話をよくしますが
分かるだけでなく出来る(説明出来る)状態にならないと
本物ではないですよね?
そこで教室では、『言語化する』ということを意識させています。
言語化とは、自分の中にあるものを言葉に変換して
相手に伝わり易い表現に変えていくことです。
相手に伝わり易くするためには
必要な情報を並び替え、不必要な情報は省かないといけません。
あっ!
勘違いしないで欲しいのは、
言語化しなさい ⇒ それが出来てないのは理解していないということだよ!
なんてやりとりをすることはありません(笑)。
言語化出来た=良い / 出来なかった=ダメ
それをしたいわけではないので。
じゃあ、何故言語化を意識させているかというと
授業をより良いものにしたいからです。
言語化出来ないということはまだ理解が不十分なんだな
という気付きにつながりますし、
もうちょっと演習をしていかないとかな?と考えたり、
説明の仕方を変えてみよう!と考えたりする
キッカケになるのです。
実際、言語化を意識させることで生徒が本当に
理解しているかどうかが『見える』ようになってきました。
それによって先に進む場合と改めて復習する場合の
判断が明確になってきたということもあります。
言語化とは『理解を測るためのテスト』かもしれませんね。
理解しているかどうかを判断する最もシンプルな基準
になりますので、皆さんも言語化するということを
試してみてはいかがでしょう?
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