こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

英語の勉強をしていると、文章中に出てくる「s」
に混乱したことはありませんか。
「s」がついてたら複数でしょ。
・・・と条件反射で答えて(考えて)しまっている人は要注意!
数学で公式を知らないと解けない問題があるように、
英語も『基本(文法)』を知らないと答えられない
問題があります。
名詞の「s」と動詞の「s」もその一つ。
この区別がついてないと、正しい答えにたどり着けない
ことがありますので、それを整理していきましょう。
まず結論から言うと。
名詞の「s」は「数」を教えてくれる
動詞の「s」は「主語チェック」のサイン
ということです。
名詞の方は分かり易いですよね。
sがついていたら、それが複数あることを示しています。
じゃあ動詞の方は?と言うと。
主語が3人称単数ですよということを教えてくれている。
I・you以外で1人だよという目印のようなものです。
この「s」に特別な意味はほとんどありません。
複数を表しているわけでも、
何かが増えているわけでもありません。
主語が変われば(3人称単数なら)、動詞の形も変わる。
ただそれだけの話なのです。
大切なのは、「s」が何についているかということ。
名詞についていれば数を見る。動詞についていれば主語を見る。
この考え方が身につけば、混乱はぐっと減りますし、
なんとなく「s」をつけてた(外してた)ということが
無くなるはずです。
ここが整理出来ると、以下の文章も違和感なく読めます。
He likes video games.
あれっ?sが2つもついてる??
と一瞬思うかもしれませんが、
likeにsがついてる → 主語が3人称単数だ
gameにsがついてる → 好きなゲームがいくつかある(複数)ってことだ
と判断出来るはず!
実は、学校ではこういった話をほとんどしてくれません。
軽く触れることはあっても、じっくり時間を割いて
説明してくれるということはないでしょう。
なので、これを読んだ皆さんは、めちゃめちゃお得!(笑)
自分のものに出来るまで、しっかりと読み込んで下さいね。