こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

先日、こんなニュースを目にしました⤵
卓越大の候補に東京科学大と京大(日テレNEWS NNN 12/19(金) 10:56配信)
文部科学省が世界トップレベルの研究力を持つ大学を
重点的に支援する「国際卓越研究大学(卓越大学)」
の認定候補として、東京科学大学と京都大学を選んだとのこと。
認定されれば、国から長期的かつ大規模な助成を受けることができ、
日本の研究力強化の中核を担う存在となります。
京都大学はこれまで、数多くのノーベル賞受賞者を輩出して
基礎研究を中心に世界的評価を確立してきましたので納得ですね。
一方の東京科学大学。
初めて聞いたという人も多いのでは?
東京科学大学とは??
⇒『東京工業大学』と『東京医科歯科大学』が統合して誕生した
新しい国立大学で、理工学と医学・生命科学を融合させた研究を
大きな特徴としています。
工学の最先端技術を医療や生命科学に結びつける研究体制は、
AI医療や医療機器開発など今後の成長分野で
国際的な競争力を発揮すると期待されています。
この大学、設立が2024年10月。
なんと去年ですよ!
そんな設立間もない東京科学大学が候補に選ばれるのですから、
どれだけ期待されているかが分かりますよね。
今回の選定は、
『多くの大学を平均的に支援する』時代から、
『世界と本気で戦える大学を集中的に育てる』時代への
転換を象徴しています。
東京科学大学が新しい形の世界トップ研究大学として
どこまで成長するのか。
そして京都大学が伝統ある研究力を
どう進化させるのか。
今後の動向に注目していきたいところです。