旧暦8月15日にあたる今日は“中秋の名月”が各地で見られます。
空気の澄むこの時期の月が1年で最も美しいとされ、古くからめでられてきました。
今日の夕方から明日の明け方には、中秋の名月に土星が大接近します。
今年の満月は18日で、中秋の名月とは1日ずれています。
国立天文台によると、2023年まで3年連続で中秋の名月と満月が重なりましたが、次に一致するのは6年後の30年だといいます。
ススキを飾ったり、きれいな月を眺めたりしながら、食べ物への感謝と健康を願いつつ、お月見団子を食べる。
そんな風に「お月見」をするご家庭はどのくらいあるんだろう・・・。
今や月見合戦と呼ばれ、『月見バーガー』のほうが口にする機会が多い気もします(笑)
ちなみに・・・
「十五夜」とも言いますが、実は「十五夜」の本来の意味は、旧暦の毎月15日目の夜のことをいいます。
新月から満月となる月の満ち欠けの周期がほぼ15日周期で、旧暦では新月を1日としており、15日が満月にあたります。
ということは、十五夜は毎月来るもの、中秋の名月は年に1回だけという違いがあります。