こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
先日、こんなニュースを目にしました⤵
公立高「単願制」見直し(読売新聞オンライン 4/22(火) 18:13配信)
記事によると、一つの公立高校しか受験できない
『単願制』の見直しに向けた検討に入ったとのこと。
受験生が順位をつけて複数校を志望し、共通試験などの結果に応じて
その中の1校に合格する仕組みを想定しているそうです。
そもそも何故こんな話が出て来たのか。
一つ大きな要因としては、『高校授業料無償化』が挙げられるでしょう。
無償化によって私立校人気が高まっています。
現に今年の東京都立入試では志願者が昨年から大幅に減りました。
私立高校に対抗して、『公立離れ』をなんとしても
食い止めたいという思いからの提案・検討でしょう。
仕組みとしては、複数の高校の志望順位を提出した上で
共通試験などを受験し、合格基準を超えた学校の中から
志望順位が最も高い高校を割り当てる『デジタル併願制』
という形を想定しているようです。
学校によって『内申点』の付け方に違いがある
というのが現状なので、課題もあるとは思いますが
果たしてどうなるのか。
続報を待ちたいと思います。