こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
教室に通う生徒は、だいたい一度家に帰ってから教室に来ます。
ただ、今週は学校が中間テストだったため家には帰らず、
学校から直接教室に来る生徒が数名いました。
そこで、ビックリ。
生徒たちが持っているカバンの数・そしてその重さ。
だいたいどの生徒もカバンを2つ持っています。
中には3つ持っている生徒もいました。
そして、そのどれもがパンパンです。
どれも、漏れなく床に置くと
「ドンッ!」
という音が鳴ります。
中におもりでも入れているのか?
実際に持たせてもらうと、片手では持ちきれない
重さでした。
それを生徒に伝えると、
「今日は、まだ軽い方ですよ」
ですって・・・。
とにかく教科書が大きい・重い。
また、各教科にそれぞれワークがあり、
科目によってはそれが2種類あったりします。
プリントも多いし、資料集のようなサブテキストも
様々あります。
しかも!
どの学校でも、『置き勉』はするなと言う訳です。
となれば、これだけのものを毎日毎日持ち運びすることになります。
冗談ではなく、持ち方を工夫しないとまだ体の出来ていない
中1生などは、体が歪んでしまいますよ・・・。
あるサイトで、以前と今との教科書の重さの比較をしている
記事がありました。
そこでは、『ゆとり教育』の頃の教科書と今とを比べていましたが。
出版社によっても多少の違いはあるでしょうが、5教科の教科書を
まとめてみると、以前に比べて重さが約1.5倍になっているそうです。
その重さ、実に3キロ弱。
教科書だけでこれですからね。
加えて、部活をやっている生徒はその道具・用具もあります。
そりゃあ重くなるし、パンパンになるよねって話です。
先にも書きましたが、こう重いと体への負担が心配です。
肩こりに始まり、首の痛み・頭痛などにもつながってしまうでしょうし、
重いカバンは、足の関節にも影響が出るようです。
致し方ない部分はありますが、学校の先生も、
ちょっと『カバンの中身』を考えていかないとマズイのではないでしょうか?