こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
サッカーのJリーグが中断されて
早くも1か月が経過しようとしています。
今でこそどのスポーツでも、リーグを中断することは
当然のことと捉えられていますが、
Jリーグが中断を発表した時は他にそんな結論を
出す競技は無かったですから、
私自身相当ビックリしたのを覚えています。
そのJリーグが、先日新たにこんな
発表をしました。
『今季のJ1・J2はチームの降格なし』
このような状況で仮にリーグ戦が再開出来た
としても、『公平性』を保つことが出来ない。
であるならば、経営に直接的なダメージを
与えかねない『降格』は無しにしていこうと
いう結論に達した、とのこと。
賛同する人もいれば、それは違うだろうと
否定的な意見を持つ方もいる。
どんな決断をしても、必ず賛否は分かれます。
私も、サッカーファンとしてこの決定が
正しいかどうか分かりません。
それでも、このような状況です。
トップが決断をし、みんなを引っ張っていく。
これって物凄く大事なことだと思うんですね。
Jリーグを中断したのも、『人』が最優先される
べきだからでしょうし、降格無しとしたのも
リーグに関わる全てのチームに公平で
あるべきと思ったからでしょう。
ですから、この決断は称賛に値すると
私は思っています。
最近は、東京オリンピック・パラリンピックの
開催をどうするかが盛んに議論されています。
規模が大きくなればなるほど、そこに関わる
『人』『もの』『お金』が増えますので
決断を下すのに迷いが生じると思います。
春の選抜高校野球は中止となりました。
ヨーロッパで4年に一度開かれる
サッカーの大会(ヨーロッパ選手権)は
1年延期となりました。
では、東京オリンピック・パラリンピックは?
何が正しい結論なのかは分かりません。
誰かにとっては正しいことでも、誰かにとっては
正しくないことなのかもしれない。
それでも、そう遠くない未来に
結論を出さないといけなくなるでしょう。
誰がどんな決断を下すことになるのか、
注視していきたいと思います。