お手伝い

t-nakanishi

教室では2~3ヵ月に1回、子どもたちに目標を立ててもらっています。

中・高生は次回の定期テストに向けて目標を立ててもらいますが、

小学生はいくつかのシーンごとに目標を立ててもらいます。

・学校

・家

・あそび

・ならいごと

・おてつだい

と5つに分けて考えてもらうのですが、お手伝いの欄の記入に困っている子がいました。

 

「うち、家族多いからやらなくてもいいし。」

と。

 

うーん。

自分のことに手をかけてくれる人が多いからやらなくていいというのは違うかな…。

家族の一員として分担することも当たり前なのではないかな?

 

お手伝いを通して『自己肯定感』が高められると言われています。

お手伝いの分担を与えられることで、家の中に自分の役割や居場所があると子ども自身が感じられ、

お手伝いをして家族から褒められると「自分は必要とされている」と実感できたりするのです。

そして、子どものこれからの人生にとって必要な

『自己肯定感』を高めることにつながるんです。

 

お手伝いはなんでもいいです。

始めのうちはお手伝いしてもらうための段どりが必要になり、

余計な時間がかかることもあると思います(笑)

誰だって最初はうまくいかないものですから、ぐっとこらえて見守ってください!