こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
先日の授業での一コマ。
担当講師が生徒に一生懸命説明をしています。
「クーリングオフって知ってる?」
「直接税って言うのはさぁ」
「バリアフリーとユニバーサルデザインは違うものだよ」
日々の生活の中で関わりのあるものを例に挙げて
生徒が理解しやすいように説明しているのですが。
生徒は決まって
「・・・いや、知らないです」
の一言。
もの凄く当たり前のことを言いますけど、
『学び』って何も学校だけのものじゃないんですよね。
机に向かって得るものだけが学びじゃない。
でも、生徒は『学校で教わるものが学び』で、
日々の生活で得るものは『知識として蓄えなくても良い』
と思ってしまっているのかも。
本を読みなさい、ニュースを見なさいと言われても
他にやりたいことがいくらでもある生徒には
難しいということは分かっています。
でも、せめてアンテナを立てていれば。
目に見えてくるものも、聞こえてくるものも
あるはずなんですけどね。
日々の生活と学びが切り離されてしまっているのは
とても残念に思います。