修学旅行

t-nakanishi

只今、恩多町教室のメイン中学は修学旅行に行っています。
受験勉強の最中にしおりを作っている姿を見ていると、
もう少し負担のない課題を出してあげてほしいなぁと思ってしまうのですが…。

この中学校はあいにくのスケジュールで、
修学旅行から帰って2週間弱で中間テストがあるんです。
なんともタイトなスケジュール…。

ただ…

毎日の授業や生徒指導の合間に、宿泊の宿や移動手段の手配をしている学校の先生を想うと

…何も言えません。

日本の一般庶民の所得が低かった頃は、なかなか遠方へ家族旅行に行く機会も持てなかったため、
修学旅行によって見聞を広めてもらうことが修学旅行の基本的な目的とされていました。
しかし、現在では所得が向上し、海外も含め遠方へ旅行に行く家庭が多くなってきて、修学旅行の存在意義を問う声もあります。
実際に修学旅行を廃止した学校もあるそうです。
それはそれで少しさみしいですが。

学校側は「集団生活訓練」や「人間関係づくり」といった生活指導の一環として位置付けている学校が多く、
生徒の意識においては「高校生活の思い出をつくる」のが修学旅行の主目的になっている…。
これもまたミスマッチ。

教室の生徒も「夜のまくら投げ」を楽しみにしている声が聞こえました(笑)
旅行先がどこであれ、子どもたちが安全に楽しく過ごすことができ、
子どもたちの感性に影響を与える体験がより多くできることを願います。