小5算数の難しい単元!

h-nakanishi

写真は、記事とは特に関係なくS先生提供の北海道一周ツーリング写真です。

今回の担当は、
恩多町教室・教室長の中西です!

今回は小学生授業のある一コマを紹介します!
小学5年生の算数の授業では、“速さ”の単元を扱っています。
“速さ”は、時速60km、秒速5m、球速160kmなど、日常でもよく使う言葉です。
ところが、ことお勉強になると・・・急に難しく感じる子が増えます。
理由の一つは、“速さ”という量が、「2つの異なる量(距離と時間)を組み合わせた“単位量あたりの大きさ”」だからです。
これは、今までの「長さ(m、cm)」や「時間(時間、分)」といった、直感的に理解できる量とは異なり、抽象的な“割合”の感覚が必要になります。
と、こういう風にゴチャゴチャと説明するから難しく感じてしまうんですよね。 すみません。

問題をよく読んで解くんだよ~!

 
 
距離(道のり)出したいんだよね?
だったら何と何が必要なのかな?

 
 

そう!そう! 速さと時間だよね!
じゃあその2つをどうする?

 
 

÷? ×?

 
 
よく考えてみ。
1時間あたりでどれくらい進むの? その時間がどれくらい続くの??

 
 
1時間で〇キロで~ 2時間だったら◎キロだから~
あ!数が増えてくってことじゃん!

 
 
お! よく気づいた!! だったら出来そうじゃない?!

 
 
先生! これ公式使っていいの~?

 
 
先生! コレで合ってる??

 
 

お? 良さそうよ。 答えの単位気をつけてね。
速さの単位はmですか?kmですか?? 分ですか?時ですか??

 
 
最初に問題よく読んでね!って言ったよ~
家と学校の距離●●キロってスゴイことなってるよ~
東京大阪間で500kmだよ。

 
 
ふぇ~それはムリです~・・・ じゃあmか~~

 
 
難しいよね~~・・・
速さもあるけどm⇔km、分⇔時の単位変換もあるからね~・・・

 
 
せんせーい。 4.5分て何秒ですか~~

 
 
4分はいいとして、残りの0.5分が何秒か考えてみよっか?
はい!じゃあ時計見てー

 
 


この“速さ”の単元、単純に道のり・速さ・時間を求めることなら問題を解いていくと出来来ますが、
先に進むにつれ、わり算・掛け算を計算する力、問題文を理解する力、単位の大きさを考える力、単位変換をする力
今までやってきたいろんな力が求められます。
それらを何となくで乗り切って来た子は、この単元で一気に表面化します!
そして、苦手単元・苦手教科につながっていくのです。

この単元が出来なかった子の保護者さまは、
どこができていなかったのか分解してあげてください!
前述のようにこの単元で一気に表面化してきているだけなので
足りていない力を把握して対処て、
苦手教科を作らないようにしましょう!

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