先日、仕事をしていると自転車が止まる気配がして窓の外に目を向けました。
すると、数年前に卒業した生徒でした。
すぐさま窓を開けて「久しぶりだね。どうした?」と声をかけると
「就職しちゃうと、こんな風に顔出せる機会ないなと思って。」と言ってくれました。
どんな職につくのか、卒業旅行はどこに行くのかを話してくれました。
彼女の弟・妹も生徒なのですが、姉目線での心配事を話してくれました。
「ま、私は親じゃないから。私は私の人生を精一杯過ごすけどね。」
と言っていました。
当時は学校帰り、教室の隅っこでジャージに着替えてからおやつにゆで卵を食べてから勉強していた独特な子でしたが。
とてもきれいなお姉さんになっていて、感動しました。
受験直前、あと数日で何をさせるべきか・・・とテキストとにらめっこして疲れていたのですが
こうやってふと疲れを吹き飛ばす機会をくれるのもまた生徒。
幸せな仕事です。