今回の担当は、
恩多町教室・教室長の中西です!
前回は、≪九歳の壁≫というものについてご紹介しました!
今回は、壁を感じた。。。壁にぶつかってしまった。。。 場合の
乗り越え方、向き合い方についてご紹介します。
≪九歳の壁≫
九歳の壁は、勉強面での難易度アップ
自分と他者比較ができるようになる心の成長
この2点が前回紹介した年齢による変化・九歳の壁の正体です。
〇勉強の楽しさを経験させる
前回も紹介した通り、小学3年から4年になると、今までと違い計算をして答えが一発で出る。というような
問題や解き方ではなくなってきます。
答えが出て〇・✕だけで出来・不出来を判断するのではなく、問題を解く方法を考える。
自分の力で答えを導き出す達成感や喜びを味わえられるようにすることに重きをおきます。
親子で取り組む際でも、答えを教えるのではなく、問題を解く過程を親子で楽しみ、
問題が解けたときの達成感や喜びを親子で共有して、勉強の楽しさを実感できるようにします。
勉強の楽しさを経験できれば、モチベーションも上がります。
〇自分で問題を解決させる
この頃になると、親よりも友達との付き合いを大事にするようになり、親離れが始まります。
友人関係も変わり、今までの友達とは違ったタイプの子と仲良くなることも珍しくありません。
今まで親の言いなりだった子も親に反抗するようになることがあります。
子供の世界が広がると、問題も生じてきます。
子供に問題が生じた時に、なるべく口をはさむことなく、まずは自分自身で
考えさせたり工夫させたりするようにしましょう。
親が何でも教えて自分自身で考える機会を奪ってしまうと、成長してからも自主性が
獲得できずに、他人任せにするようになってしまいます。
子供に答えを導き出すことよりも、自分自身で考え、工夫することが大切であるということを伝えましょう。
子供に起こった問題を、自分の力で解決することで達成感が得られ、自信が獲得できるのです。
自分自身で解決することが難しいようなら、
まず問題を解決するための簡単なヒントを一つだけ教えてあげることから始めていくといいです。
〇温かい目で見守る
勉強や広がった世界で挫折や失敗をしてしまうことも増えてきます。
失敗することは悪いことではありません。
失敗を恐れていては何もできないのです。
子供より先回りして失敗させないようにするのではなく、
子供がやろうとしていることを信じて温かく見守るようにして、
失敗も成長の一つとして温かく見守るようにして
自分で考えて対応できる力を養っていくようにしましょう。
九歳の壁は、
親子関係が変わってくる一つの節目と言ってもいいでしょう。
子供の問題にあれこれかかわるのは控え、自主性を育てていく接し方へ
親も変わっていくようにし、子供の成長を楽しみながら、
子供の親離れを促すように、親の子離れもしていく時期の一つなのかもしれませんね。
子どもが成長していく中で、4歳の壁・小1の壁・10歳の壁・13歳の壁・・・と
実は、いろいろな壁が話としては出てくることが多いですが、
どれも、成長の過程で多かれ少なかれ皆が通っていくものです。
そんな時に、
慌てずに少し余裕をもって子供の成長の一つとして喜ばしく受け止められる心持が必要ですね。
教室では、そんな子供たちの成長を保護者様といっしょになって感じ、受け止め
時に、苦しみ。時に悩み。ともに喜び。成長を楽しみにして日々子供たちと接するようにしています。
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