こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。
10月も終わりに差し掛かり、秋の気配が深まる今日この頃です。
ついこの間、テストが終わったばかりだというのに、
もう来月には、各学校で期末テストが実施されます。
また、それが終われば、いよいよ受験に向けて本格始動です。
教室では、生徒一人ひとりが期末テストに向けて頑張っている所ですが、
当然その先にある受験も、頭のどこかにはあって。
実際、生徒と話をしていると皆口々に、『不安だ・・・』と言います。
確かに、そういう気持ちになるのも理解出来ます。
特に、今まで一度も受験を経験したことがなければ尚更です。
ただ。
ここで、皆さんに伝えたいことがあります。それは、
不安という『現実』はない
ということ。
『不安』とは、起きてもいない未来を想像して、結果を考えることでおきるもの。
過去の経験などから、失敗するイメージや自分の望まない結果を想像することで、不安になってしまうんです。
脳でリアルに描いたものは現実になってしまいますから、結果として
『不安』 = 『その通りの結果』
になってしまうかもしれません。
う~ん・・・。よくないですよね、これ。
元ヤンキースの松井秀喜さんが、以前こんなことを言っていました。
成績が悪いと叩かれることについて、どう思うか?気にならないか? という問いに対して彼は、
「自分がコントロール出来ないものには、反応しない。」と答えていました。
もうちょっと詳しく書くと、
「自分が他者をコントロール出来るわけではないので、自分を叩くことを止めさせようと思っても、
止めさせられるわけではない。なんとかなるものであれば、解決しようと知恵も絞るが、
自分でどうにもならないものについては、あれこれ考えない。」
また、こんなことも言っています。
「残念ながら過去に戻ることは出来ない。しかし、未来の自分はコントロール出来る。それならば、前に向かうしかない。」と。
未来の自分はコントロール出来る。
言い換えれば、『今』をしっかり積み重ねていければ、自分の望む未来につながる。
ということです。
起きてもいないことにあれこれ想いを巡らせて、不安がっても仕方がないということです。
不安という『現実』はない
皆さんは、どう受け取りましたか?