ONE STEP

個別指導の目標達成塾

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時間管理術

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「あー、なかなか思うようにいかないもんだわ…。」

先日、テスト前の高校生が自習中につぶやいていました。
事情を聞いてみると、この時間まで古典を勉強すると決めていた時間にあっという間になってしまったとのこと。
確かに自習に来たときに時計を見て何かを指折り数えていましたが、教室で自習できる時間を学習したい科目数で割っていたようです。

学校にもよりますがテスト前に計画表を作成し、実際に勉強できた時間を色塗りするようなところもあります。
目的を理解していないと単なる面倒な作業となってしまいますが、
自由な時間を可視化することでテスト勉強の計画を立てやすくするものなのです。
高校にもなるとその作業は各自の力に委ねられます。

このように学生のときに限られた時間で学習する習慣をつけることは、
社会に出て期日までに課せられた仕事を終わらせるということにつながっていくと思います。

もちろん社会人だけでなくお母様だって同じことですね。
子どもを学校に送り出してから帰ってくるまでの限られた時間でどれだけの家事を片付けられるか…。

小学生であれ高校生であれ大人であれ1日24時間は変わりありません。
まずは毎日のスケジュールをなるべく細かく書き出し、そこから無駄な時間を少しずつなくすことで時間を捻出してみましょう。

【冬期講習について】(小学生)

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教室では、学校がお休みの期間に冬期講習を実施しております。
各講習ともに、ご希望の回数や内容をお伺いし、通常授業と同じように個別学習プラン(講習用)を作成し、一人ひとりオリジナルの冬期講習を実施しております。

教室からもプランをご提案させていただきますので、学習カウンセリングを行いながら決めていくことができます。
今回は、小学生のプラン一例をご紹介させていただきます。

小学6年生(全10回復習プラン)
国語)①文学的文章②詩と短歌・俳句③説明的文章④まとめの問題
算数)①数と計算②平均と単位量③分数の計算と利用④図形⑤割合・比例⑥まとめの問題
復習をすることで、1年間のまとめを春までに行い次学年への準備をいたします。
しっかりと復習をすることができれば、春は中学準備で予習をすることもできます!

このように、オリジナルのプランを作成し計画的に勉強を進めることができます。
あなただけのプランおつくりいたします!ご相談ください。

 

冬期講習日程について

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講習期間:12/19(月)~1/7(土)
冬期休校:12/29(木)~1/3(火)
授業時間 9:00~21:20(7コマ) 注)時間割は自分で作成できます。
                注)教室により開校時間が変わります。

ONE STEPは、個別指導なので、冬期講習につきましても通常授業と同様に生徒ごとに個別の学習プランを作成し、受講いただきます。
冬期講習期間中の学習内容や回数を決め、その回数を上記の講習期間内で自分で自由に時間割を立て授業を進めていきます。
自分で、時間割(日程表)を作成するので、家族との旅行や部活や他の習い事などとの調整もできます。

冬期講習や授業内容についてご不明な点はお問い合わせください。

 

『怒る』ではなく『叱る』

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こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

先日ここでお話ししましたが。(能力を伸ばす本質は
やはり、能力を伸ばしていくには、褒めて(認めて)あげることが大事ですよね。

でも。。。
当然のことですが、もし生徒が間違ったことをしたならば
それは正していかなければなりません。

いけないといわれていることをしたならば。
約束を守れなかったならば。

そこでは当然、叱るということをしなければなりませんね。

たとえば、間違った方向に進んでいる生徒がいるとします。
その時、きちんとその生徒を叱ることができるかどうか。

『叱る』というのは、行為に対して伝えること。
難しく言えば、「今していることはどうだろうか?」といった、
自己評価を促すような質問をしていくのが、『叱る』という行為です。

自己評価を促すということは、自分で自分を振り返らせるということですから、
しっかり立ち止まって、自分がしたこと・向かっている方向が正しいかどうかを判断させるような
声掛けが必要だということですね。

ただし。
そこでしてはいけないのが、怒るということ。
『怒る』という行為は極端に言えば、
自分の感情の赴くまま、頭ごなしに相手を傷つけてしまう行為です。

上で述べたように、叱るというのはあくまで、
“した行為”を改善の方向に導くことです。
同じことを繰り返さないように、「本人自身でカバーさせる」というのが重要になります。

と言っても人間ですから、いつ・いかなる時も冷静でいられるわけではないでしょうし、
時にイライラをぶつけてしまうこともあるでしょう。
ただ、叱るということの本質は理解しておかないといけないです。

人を育てるのは単に褒めるだけでなく、叱るということも重要。
そして。
『叱る』が『怒る』になってはいけないということも頭に入れて、
日々生徒と向き合っていかないとと思います。

経過報告

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先日、紹介した今年の漢字イベントですが、恩多町教室・学園町教室ともに盛り上がっています。
「今日はなんて書こうかな?」
「これまで自分で何を書いたのか忘れちゃった(笑)」
なんて言いながら、積極的に投票してくれています。

主旨が理解しきれていない子は「楽しい一年だったから“楽”」とか、「部活ばかりだったから“部”」などと書いていますが…。

一年のニュースというよりは最近のニュースを思い起こし、一生懸命漢字で表現してくれます。
小2の生徒も頑張って考えていました。

“勝”、“土”、“不”

これまでに習った漢字で絞り出していました。
ニュースを知っているということにも感心ですが、それを漢字で表せる力にも感心しました!

さて、上の3つの漢字、何のニュースだか分かりますか(笑)?

教室に来ている!

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今回の担当は、
恩多町教室・教室長の中西です!

この教室が目指していることは、
学校・家・塾と
子供たちの生活の中で一つの居場所になることです。
家と同じように塾を居心地のよい場所の一つになっていく
子供も出てきます。

そういう子は、
勉強が!というよりは、塾が!大好きになります。
生活環境の中にある塾だからこそ生活の一部になります。

生活の一部の塾生活が長くなると
気づいたら、塾っ子☆になっているのです。

学校帰りに毎日教室によって顔だけ見せる子や
夏の暑い日には涼みにだけ寄る子
家での勉強を教室での自習に変えて毎日自習をする子
家のカギを忘れてしまい家に入れなかったからと教室でお母さんの帰りを待つ子
塾が第五週でお休みになると困る子
など

塾っ子☆話を始めてしまうとキリがありません!

塾っ子☆になると、
塾が!好きになり、先生が!好きになるので結果的に
勉強!に対してのハードルはさがり、成績は上がります☆

そのような塾っ子☆をたくさん作り、
塾を自分の居場所の一つにして欲しいと思っています。

PISAの結果から

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こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

本日、昨年実施された「経済協力開発機構(OECD)生徒の『PISA』の調査結果」が発表になりました。
新聞やテレビ等でご覧になった方も多いと思います。

『PISA』とは、Programme for International Student Assessmentの頭文字を取ったもので、
15歳児(日本では高校1年生)を対象とした、国際的な生徒の学習到達度調査のことです。
2000年に第1回が開催されて以降、3年ごとに実施されています。昨年が、第6回ということになりますね。
読解力・数学的リテラシー・科学的リテラシーの3分野を調査します。

※リテラシー・・・読み書き能力。また、与えられたものから必要な情報を引き出し、活用する能力・応用力のこと。

調査結果によると、詳しい結果は割愛しますが、
日本の「読解力」の平均点が前回より下がったことが分かり、一方で「数学」「科学」の平均点は過去最高だったとか。

この結果を受けて、新聞・テレビ等のメディアでは、
〇情報を読み取り、論理立てて自分の考えを記述する力が弱まった
〇長い文章自体を読む機会が減っているのではないか
と報じていました。

確かに、生徒たちは自分の意見を言うのが苦手です。
いわゆる記述式の問題も、得意としていません。
自分の頭の中にある知識をつなぎ合わせて文章にする、ということがうまく出来ないんですね。

読解力とは少し離れてしまうかもしれませんが。
数学の「証明」の単元が苦手な生徒が多いのも、必要な情報をつなぎ合わせ、筋道立てて(論理立てて)いく
ということが出来ないからだと思うんです。

では、「読解力」を身につけていくためには、どうしたら良いのでしょうか。

メディアでは問題点を挙げるだけでなく、小学校や中学校での
新聞の記事を要約して発表するといったことや、意見を書き出してそれを基にディスカッションするなど、
様々な取り組みを紹介していました。
ただ、それもごく一部の学校での取り組みでして。
全国的にみると、まだまだ少数なんですよね。

生徒たちが苦手にしているのは事実。
でも、それが「能力がない」とイコールだとも思えません。

やはり、上で挙げたような取り組みをもっと増やさないといけないですね。
学校で行っていけるのが一番かもしれませんが、もしそれが無理だとしても、
家庭で、塾で、出来ることはあるはずです。

考えがないわけではない。
意見をすることが出来ないわけでもない。
ただ、意見をする・考えをまとめるということに慣れていない。
だとすると、まずは慣れてもらうために機会を増やすことが必要です。

授業で、意見を書かせる・考えをまとめるトレーニングをするのはもちろん、
よく言われていることですが、「はい・いいえ」で答えられる問いかけだけではなく、
考えを口にださせることも意識していかないとダメですね。

興味関心の芽

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教室の一番ちびっ子小学生は、路線図や高速道路の地図が大好きです。
とても詳しく、授業の合間には山手線の駅名をすべて答えるよう、逆に出題されています…(笑)
ノートの落書きには路線図が描かれ、進出漢字を使った例文作りには駅名が頻出します。
興味関心が強いので話をしてくれるときには目がキラキラしています。

授業にはもちろん関係ありませんが、このような興味の芽は大切にしたいと思っております。
これまでの経験上、偏った興味でもないよりはあったほうが、その子自身の可能性は広がります。

習っていない漢字も地図を通して書けてしまい、ローマ字の路線図も読めてしまいます。
好きなことは時間を忘れるくらい向き合えるので集中力も養うことができます。
覚えて整理し、その知識を組み立てなおす能力も自然と身に付きます。
好きなことをとことん追求して覚える練習をすることで、いざ勉強で覚えなくてはならないというその時に、今まで鍛えた記憶力が役立つのです。

興味関心の弱いお子さまには、たくさんの経験を積む機会を与えてあげましょう。
そして、お子さまに興味の芽が生えたときには、一緒に育ててあげましょう!

前向きな言葉!

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子どもたちが使う言葉で、「別に・・・」「ムリだし・・・」と言った言葉を聞くと
とても残念な気持ちになります。

我々子どもに近い大人の存在が大きく影響しているのだとも思います。

言葉にはがあります!

日頃、子供や周囲の人(大人)に対し、前向きで、積極的な言葉を掛けていますか?
例えば、
「ダメだねぇ・・・」「何度、言っても出来ないんだから・・・」
という教室やご家庭でもよく使いそうな言葉は、
確かに何か出来なかったのかもしれませんが、相手の自信を失わせ、やる気を奪ってします。

日本人は、短所見つけることは得意で長所を褒めることが苦手だとも言われています。
子どもには、特に意識して前向きな言葉をかけてあげる必要があります。
自分が思っている以上に。

例えば
×「宿題先にやらないとダメだよ 」→ 「テレビの前に宿題やっちゃおうか?」
×「部屋を片付けなさい」 → 「部屋がきれいだと気持ちいいよね」

など普段使っている言葉も置き換えると前向きになります。

教室の授業でも前向きな言葉を引き出すよう気をつけて指導しています。
子どもへの声かけはご家庭の方が圧倒的に多くなります。
是非ご家庭でも前向きな言葉掛けを意識してみてください。

 

嬉しい一言

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こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

今日は、以前ここでもお伝えした生徒(意識と行動の変化)のその後についてのお話しを。

今まで頑なに自習を拒否?して、どんな声掛けをしてもすぐに帰宅していた生徒ですが、
最近では少しずつでも自習をするようになってきた。
そんな生徒です。

ただ。
つい最近、学校の期末テストが終わったばかり。
そして、受験生でもない。
差し当たっての目標がない状態で、自習をするというのはなかなか出来るものではありません。
もしかしたら、もう自習自体しなくなっちゃうかな?なんて思ってました。
なので先日の授業後、「自習していかないの?」って声掛けをしようと思っていたんです。

すると。。。
片付けをする様子がありません。
周りを気にせず、黙々と学習しています。
テストが終わっても、変わらず自習しているじゃないですか!
私の心配?は、取り越し苦労でした!!

本人に、「凄いじゃん!自習続いてるね」と言うと、
「(塾に)通い始めてから、勉強が楽しくなってきた。だから、自習も続けようと思って。」
との返答が!!!!!

「勉強が楽しくなってきた」
この言葉を聞くために、私は教室で頑張っていると言っても過言ではありません!
なんっっっっって、嬉しい一言を言ってくれるのでしょう!(笑)

実は、細かい所を見ていくと。。。
自習といっても、授業で課された宿題をやっているだけですし、
早い時は、ものの10分くらいで終わってしまうこともあります。
当然、保護者様からすると、物足りない?ことだと思いますし、
私も、ああすれば、こうすれば、と色々言いたい(笑)。

ただ、そこはグッとこらえて。
次、次と急ぐのではなく、まずは今やれていることを認めてあげるべきですし、
保護者様にも、
「自分の意志で勉強すると決めて、実際に行動していることが大事なんです。」
とお伝えし、
「今はまず、継続していくことが必要なこと」
なのだと理解していただいています。

成績を上げるのはもちろんですが、こういった意識・行動を変えていけるよう
これからも頑張っていこうと思った次第です。