ONE STEP

個別指導の目標達成塾

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静かに、確実に

t-nakanishi

教室に通う小学5年生。

国語で『古典の世界』という単元を学習しています。

その一つに『竹取物語』があります。

学校の授業としてはみんなで一緒に音読をして、

古典について解説した文章を読んだり作品の内容の大体を知ったりすることを通して、

昔の人のものの見方や感じ方を知ることができればいいというところでしょう。

教室で扱っているテキストとしても

  • 『翁』とはどういう意味か
  • 『翁』の名前は
  • 『翁』が不思議に思ったのはどんなことか
  • この物語がもとになってできたお話は

という設問が用意されています。

古語で書かれた本文と意味が一緒に載っているので、

ほとんどの子が答えることはできていました。

 

でも…

これ、私は中学の国語で暗唱するテストがあったんですよね。

たしか『平家物語』と一緒に。

そこで、教室の生徒には3週に渡って宿題で音読を課して、暗唱できるように伝えました。

 

で、先ほど授業をしていた生徒。

「覚えているかな?言ってみて!」という講師の声掛けに

「今は昔、竹取の翁といふものありけり。」と言い出し、「それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。」とスラスラ暗唱してくれました!!

いつも静かで控えめな子ですが、確実に宿題をこなし、しっかりと覚えてくれました!!

 

繰り返し耳にする言葉が、いつのまにか自分のものとなって、すらすらと自分の口から飛び出してくること、

これが『暗唱』です。

 

今後も無理強いをせず、声に出して気持ちのいいものに限り暗唱してもらおうと思います。

 

【2024年】夏期講習について(小学生)

h-nakanishi

教室では、学校がお休みの期間に期別講習を実施しております。
夏休みは夏期講習になります!
各講習ともに、ご希望の回数や内容をお伺いし、通常授業と同じように個別学習プラン(講習用)を作成し、一人ひとりオリジナルの夏期講習を実施しております。

教室からもプランをご提案させていただきますので、学習カウンセリングを行いながら決めていくことができます。
今回は、小学生のプラン一例をご紹介させていただきます。(各学年ともプラン作成しております。)

小学6年生(全12回復習プラン)
国語)①文学的文章②詩と短歌・俳句③説明的文章④漢字⑤まとめの問題
算数)①分数のかけ算②分数のわり算③文字を用いた式④円、対称な形⑤比⑥拡大図と縮図⑦まとめの問題

しっかりと復習し、定着をさせた後、夏休み明けの予習をすることもできます!

このように、オリジナルのプランを作成し計画的に勉強を進めることができます。
あなただけのプランおつくりいたします!
ご相談ください。

 関連ページ;
【2024年】夏期講習について(日程)
【2024年】夏期講習について(小学生)
【2024年】夏期講習について(中学生)
2024年夏期講習受付中

ピクトグラム

ONESTEP

こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

先日、何の気なしにネットニュースを見ていたら
こんなニュースがありました⤵

ピクトグラムに「文字」使う 物議(ねとらぼ 6/20(木) 7:00配信)

ニュース自体はそれほど気にならなかったんですが、
何故か『ピクトグラム』という言葉が気になり、頭に残りました。

ピクトグラム = 絵文字、絵言葉
くらいの認識しかなかったので、そういえば
ピクトグラム自体をよく知らないなと思い
調べてみることにしました。

ピクトグラムとは、直感的に理解できるシンプルな絵やマークのこと。
この『直感的に』ということが重要で。
言葉は分からなくてもそれを見れば、
一目で理解し行動出来るように促すものです。

似たようなもので、『ユニバーサルデザイン』があります。
こちらは、すべての人が利用できるような設備などのデザインのことを指します。
イメージとしては、ユニバーサルデザインを成す為の手段の一つが
ピクトグラムといったところでしょうか。

ピクトグラムは1920年代頃から始まったと言われています。
比較的まだ新しいものですね。
トイレのマークや非常口のマークなど、
文字通り『一目見て分かるもの』。

オリンピックでもピクトグラムは使用されています。
様々な国・地域から集まる祭典ですから、
当然『言語のギャップ』がありますよね。
それを埋めるために最適なものがピクトグラムだったのでしょう。

これ、勉強に関するもので作れないですかね?
あるピクトグラムを見たら、計算ミスに注意しないといけないとか、
この公式は覚えないといけないとか(笑)。
そういうものをノートやテキストに貼っておく(表示しておく)。
そんなピクトグラムがあれば、もっともっと
良い授業が出来ると思うんだけどなぁ~(笑)。

関連ページ;
アンテナを立てて

ジェネレーションギャップ

t-nakanishi

とあるベテラン講師と中1の女の子の会話が面白かったので。

 

ベテラン講師は教室で一番年配の講師です。

一緒に仕事をするようになって15年近くなりますが、年々話題がかみ合わず唸っています。

新聞を読まないことを嘆いていた頃もありましたが、

今はそもそも新聞購読をしている世帯が減っているため言わなくなりました。

英語の単語調べは電子辞書ではなく紙の辞書でやってほしいと熱弁していた頃もありましたが、

“アレクサ”に聞いちゃったり“グーグルさん”に翻訳してもらっちゃう子もちらほらで以前ほどは言わなくなりました…。

 

便利な時代が子どもの能力を下げることを嘆いてます。

でも、そんな時代の子どもたちとの関わり方も上手な講師です。

社会が苦手な生徒に興味関心を持ってもらいたいからと、YouTubeで歴史を歌にまとめた動画を観て紹介してくれたりもします。

 

その講師が都道府県の特産物を知るのに、百貨店で開催している物産展に行くことをお勧めしたことが始まり。

生徒「百貨店ってなーに?」

講師「え、百貨店分からない?いろんなものが売っているお店だよ。」

生徒「・・・百均?ダイソー?」

講師「違う違う。デパートだよ。デパートメントストアよ。」

生徒「イオン?」

講師「ん-、そうじゃないなぁ。デパ地下って聞いたことないかな?地下においしい食品が売っているんだけど。」

生徒「クルネ?」

講師「違うなぁ。昔は屋上に遊園地あったりしたとこもあるんだよ。」

生徒「えー、すごーい。ららぽーと?」

講師「・・・。」

 

百貨店は伝わらないなぁと思いましたが、デパートも無理か(笑)

テスト範囲表ココ見てる?!

h-nakanishi

今回の担当は、
恩多町教室・教室長の中西です!

このブログでも何度も紹介していますが、
今回はテスト範囲表についてお話します。
教室ではテスト範囲表は1日1分1秒でも早く回収したく
子どもたちには配布前から 「範囲表出た? 持ってきた? いつ配るって??」
毎テストで声掛けし回収しています!

回収し、分析し終えると期末テストを初めて受ける1年生にお話しました!
「テスト範囲配られたら、ココ(“学習のポイント”)を見るんだよ!」
ココに勉強の仕方書いてあるんだよ!」 と
範囲表の見方も伝えていきました。

この範囲表でみるべきポイントは!
①テスト範囲(教科書〇ページから●ページ)
②提出物
③テスト日程 が大事な情報です。
ここまではみんな結構見ているのですが、今日伝えたいのは
だいたい右側にある欄の【学習のポイント】です!
ここをしっかり読み込んでいない子が多いです!

【学習のポイント】には “テスト範囲表ココ見てる?!” の続きを読む

ちょっと外行ってきます

ONESTEP

こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

期末テストまで1週間を切り、
中学生は勉強に全力集中している時です。

が。
先日もお伝えした通り、部活動がまだあるので
生徒たちは精一杯体を動かしてきてから塾に来ます。
加えて、学校ではプールも始まったようで・・・。

先日、ある生徒の授業を担当していた時のこと。
分からない問題があるというので、説明をしていたのですが。
最初は、「分かる」「あっ、そういうことか」と相槌を打ってくれていたのですが
途中から声が聞こえなくなったんです。
見ると、うつらうつらと眠そうにしているじゃないですか。
お~い、大丈夫かー!?」と声を掛けるとハッと目を覚まして。

私も学生時代は運動部でしたのでよく分かるんです。
一度眠くなってしまったら、簡単なことでは眠気は取れませんよね(笑)。
生徒も頑張って授業に集中しようとするのですが、眠気には勝てず。

一度、顔を洗ってくるかい?そしたら少しシャキッとするんじゃない?
と言うと、
いや顔を洗っても効果がないと思うので、ちょっと外行ってきます
と言って、教室から出て行ってしまいました。

外の空気を吸って、気分一新出来たのかどうかは分かりませんが・・・(笑)
戻ってきてからはしっかり授業に集中出来ていました。
顔を洗うより効果あるのかな??(笑)

関連ページ;
勝っちゃった??
舐めてました・・・

窓越しのおしゃべり

t-nakanishi

教室に入ってきた生徒とおしゃべりをしていると、窓の外から懐かしい顔が。

昨年中学受検をした生徒でした。

こちらに手を振り、通り過ぎていきました。

卒業しても私立中に通っても生活圏内には変わりないので、よく学校帰りの様子は見ていました。

おしゃべりをしていた生徒が授業のため私のところから立ち去ると、

どこかで見計らっていたのかさっきの子が窓をトントンとたたいてきました(笑)

「あれ??さっき帰らなかった?」と聞くと、

「うん。でも、まっすぐ帰ってもつまらないから戻ってきた。」と。

どうやら朝、家族とケンカしたらしく、それもあってか家に帰るのも気まずいのかな??

せっかくなので学校の様子を教えてもらいました。

 

体育祭は青団で、青い服を着て、髪の毛を青く染めて参加したこと

部活は2つかけ持っていること

学食は500円あれば大盛りを美味しく食べられること

月曜日は学校が停電したから休校になったこと

自由な学校だけど、授業だけはサボらないと自分で決めたこと

夏にキャンプがあって、その実行委員に立候補したこと

などなど・・・

とにかく楽しいと、キラキラした表情で教えてくれました。

 

小学生でみんなが学区の中学に流れる中、自分で受検することを決めて努力し、

入った先の学校で目一杯楽しめていることを聞けてとても嬉しく思いました。

 

卒業生が窓をトントンたたいて、窓越しにおしゃべりをする。

これ、定番になっています☆

もちろん上がってもらってもいいのですが、

なんとなく、窓越しでのおしゃべりが楽しくて好きな時間です。

教室の空気感が窓の外からたくさんの人に伝わるといいなと思ってもいます!!

 

【2024年】夏期講習について(日程)

h-nakanishi

夏期講習日程についてお問い合わせもいただいておりますので、ご紹介させていただきます。

講習期間;7/ 1(月)~8/31(土)
夏期休校;8/11(日)~8/15(木)
授業時間;9:00~19:40(6コマ) 注)時間割は自分で作成できます。
グループ授業;16:00~17:00(平日) 

ONE STEPは、個別指導なので、夏期講習につきましても通常授業と同様に生徒ごとに個別の学習プランを作成し、受講いただきます。
夏期講習期間中の学習内容や回数を決め、その回数を上記の講習期間内で自分で自由に時間割を立て授業を進めていきます
自分で、時間割(日程表)を作成するので、家族との旅行や部活や他の習い事などとの調整もできます。

夏期講習や授業内容についてご不明な点はお問い合わせください。

新規生徒募集中です!
あなたの目標達成を全力でサポートいたします!

 関連ページ;
【2024年】夏期講習について(日程)
【2024年】夏期講習について(小学生)
【2024年】夏期講習について(中学生)
2024年夏期講習受付中

勝っちゃった??

ONESTEP

こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

各中学校とも、そろそろテスト1週間前になっています。
1週間前になれば部活動も停止となるので
テストに集中出来るはずなんですが。

ちょっと今だけは状況が違います。
運動部に所属している3年生は、今回が最後の大会となるので
テスト前だろうが関係なく部活があります。

当然最後の大会ですからね。
勉強はもちろんですが、部活も精一杯最後までやりたいはず!
・・・と思って生徒に聞いてみたんです。

私「もう部活停止になった?
生徒「大会に勝ち残っちゃったんで、まだあります
私「・・・ん?勝っちゃった??
生徒「いや、間違えました・・・。大会で勝ち残る事が出来たので、まだまだ部活を続けられます(笑)
私「そっか(笑)

どうやら、勝ち残りたくなかったのに
『勝ってしまった』がためにまだまだ試合が続くとのこと。
私が想像していたのとは違う反応でした。
もうちょっと部活に集中しているのかと思ったんですけど(笑)。

まあテストがあると言われれば、それが気にならない方が
おかしいですからね。
決して間違った反応ではないと思うんですけど。

それこそ私が学生の頃は、夏休みに入ってやっと夏の大会(最後の大会)が
始まる感じだったので、夏休み前にほとんどの生徒が引退する
今の生徒たちが羨ましくもあり、可哀そうでもあり。

とはいえ、やっぱりこれで引退になっちゃうわけですから
勉強も頑張って欲しいけど、部活も精一杯やり遂げて欲しいですね。
悔いのないように。

小学生もテスト直し

t-nakanishi

恩多町教室では小学生にもテストを持ってきてもらっています。

学校で受けるカラーのテストです。

「100点取れたよ~。」って自発的に持ってくる子はもちろんいましたが、

昨年度より持って来てくれたらポイントをつけてあげるようにしたんです。

そしたら、100点じゃないテストも学校から帰されたら教室に持ってくる…という流れが簡単にできました★

教室としてはテスト結果を点数だけでなく確認できるのでありがたいです。

小学校のテストって配点が高いので、正直、もったいないミスでも90点だったり95点だったりしちゃいますよね。

例えば文章題で立式も合っていて、答えの数字も合っていたけど、単位をつけ忘れて95点という子がいました。

「先生厳しいね~。でも、文章題では単位を付けることってとっても大事なんだよ。」

と振り返ることができます。

他にも、字を丁寧に書くように言っていた子が、漢字の書きで飛び出しては

いけないところがちょっと飛び出て×ついていることがあり

「ほーら。毎回言ってるじゃん。

普段から丁寧に書いておかないと、テストのときに焦るとそうなるんだよ。」

と反省を促すことができました。

日ごろ国語・算数で満点に近い点数ばかり取っている子が、

社会のテストだけ点が低いことを知ることもできました。

今まではいい点数のものしか見てなかったので、社会が嫌い・苦手なことが判明。

普段算数を担当してくれる講師が、サラーっと社会の解説をして、参考になる番組の紹介までしていました。

 

子どもたちは持ってくるだけでポイントがつくから、喜んでみせてくれます。

教室としてはテストを通して、いろんな話をするきっかけになりいいこと尽くめです☆