こんにちは、学園町教室 教室長の白澤です。

『メルカトル図法の世界地図をやめよう』
――そんな決議が国連で採択され、日本も賛成したようです⤵
メルカトル図法やめて 国連採択(朝日新聞 9/5(土) 7:48配信)
私たちがよく見るメルカトル図法は、
経線と緯線が直角に交わり、角度や方位を正しく表せるため
航海などにとても便利です。
夏期講習でやったから、受験生のみんなは理解してるよね?(笑)
一方で、北極や南極に近づくほど、
面積が大きく見えてしまうという弱点があります。
実際には、アフリカはグリーンランドの約14倍も大きいのに
地図では同じくらいに見えてしまいます。
今回の動きの背景には、こうした地図によって
アフリカなどの大陸の大きさが実際とは違って見えてしまう
ことへの問題意識があります。
地図は単なる絵ではなく、私たちの
『世界の見え方』にも影響する。
だから今、地図そのものを見直そうという
動きが広がっているのです。
そこで注目されているのが『イコールアース図法』です。
初めて聞いたという人も多いでしょう。
恥ずかしながら、私も初めて聞きました・・・(笑)。
2018年に作られた比較的新しい世界地図で、
形のゆがみを抑えながら、国や大陸の『面積』を
正しい比率で表せるのが特徴です。
世界のどこが、実際にはどれくらいの大きさなのか
を直感的に理解しやすくなるのが、
イコールアース図法の大きな利点です。
ただし、イコールアース図法も全部正確ではありません。
面積を正確にする代わりに、
形・角度・距離などにはゆがみがあります。
『世界をそのまま写した地図』は存在しない。
今回のニュースは、そんな地図の奥深さを知る
きっかけにもなりそうです。
