集中して問題を解くことができていますか?
今回は、家でも簡単に出来る集中して問題を解く方法を紹介します。
「じゃあ、このやり方で、このページまでやってみてごらん。終わったら答え合わせしよう。」と
指示すると、「はい。分かりました。」と問題を解き始めてくれます。
しばらく黙って様子をうかがっていると、、、
〔消しゴムやノートの汚れが気になる子〕
〔指のささくれが気になる子〕
〔ワークやノートの残りページ数が気になる子〕
〔シャーペンの不具合を感じる子〕 など
問題とは違う所に気持ちがうつってしまう子が多々おります。
冒頭の唐突な質問の答えになりますが、集中して問題を解けていないのです。
集中して問題を解いている場合と解けていない場合では、圧倒的な差が出てきます。
それは、解答時間です。
集中して解く子は、解答終了までの時間が早いです!
結果的に同じ時間でたくさんの問題を解くことができます。
では、
どのようにしてこの集中力をつけていけばいいのでしょう・・・?
これもトレーニングでつけることが出来ます。
①時間を意識する。
②少しずつ積み上げていく。
まず、
集中力とはどれくらい持続できるのでしょうか?
たくさんのお子さんを見てきて、小学生で10分、中学生で20分、高校生で30分くらいでしょうか。
もちろん個別の差はあると思いますが、上記ぐらいの時間集中できれば十分ではないでしょうか?
①時間を意識する。
教室では、解答時間を指定することもあります。
「○番まで、○分で解いてみてごらん。」
目標達成塾なので、解答時間を自分で設定してもらうこともあります。
「○番まで、何分で解ける?」
「10分くらいで。」
「よし!じゃあ10分で解いてみよう!」と時間を意識してもらうと
集中のスイッチが入り、時間に気持ちがうつることがあっても他のことにうつることは少なくなります。
学校のテストでも入試でも制限時間がありますので、時間を意識すると残り時間を考えながら解答を
進めていくトレーニングにもなります。
時間と戦うゲーム感覚で集中して解答することができます。
時間も問題も一気にやってしまうと、集中力を持続できない原因になります。
5分10分単位で区切っていくとよいでしょう。
『5分で20問やろう!』
『5分で何問解けるか挑戦しよう!』など
少しずつ積み上げていくことで、結果的に勉強時間や問題量を増やすことができます。
5分できたら、今度は、10分に延ばしてみる。という風に徐々に時間を延ばすようにします。
5分、10分と集中したらリフレッシュのために少し休憩をいれます。
(休憩が長くならないように注意してくださいね。)
集中をするためには気分の切り替えも大切なので、教科や種類を変えたりすると集中力を持続できます。